ヒト・オト・イロイロ vol.2 / カラダ・デ・セッション !〈report02〉
2018/08/15
さっぽろアートエクスプローラー主催の、音とダンスの即興ワークショップ「ヒト・オト・イロイロ vol.2」。
レポートの第2部です。(第1部はコチラ)
第2部は、まず亀川さんのワークショップ。楽器の種類によってキーを指定し、それぞれのパートで即興でハーモニーを奏でます。
亀川さんのピアノによるコンダクティングで、即興演奏を行います。自由な演奏で、踊ってもOK。
さまざまな楽器によるハーモニーがとても豊かでした。
次は、鼓代さんによる「水の物語」をベースにした即興演奏。
私たちの身の回りにあるさまざまな水を想像してみて、それを一緒に演奏してみようというワーク。
さまざまなシチュエーションで、それぞれの楽器たちの音が水の一粒一粒を奏でていくところから、次第に大きな流れとなり、海になり、消えていく。とても幻想的な音の集まりでした。
休憩をはさみ、次は横山さんのワーク。まずは部屋の中を歩き、全員と出会いながらアイコンタクト。
そして出会った人と握手していきます。全員とやるのが目標!
次のワークは、「あ〜ん」までの五十音を、誰かとかぶらないように順番に言ってみるというもの。
最後まで言えたら、今度は楽器を持ち、誰かの音とかぶらないように音を出します。
互いの音をしっかりと聞き、注意深くなりながら演奏する。音同志の隙間やリズム、関係性が自然とできあがっていくようでした。
次は新藤さんによるワーク。まずは全員で一斉に静かにしてみて、部屋から聞こえる音を聞いてみようというもの。
どんな音が聞こえたか、みんなでシェアしてみました。中には「自分の心の音」という感想も。
次は、言葉を使わずに、音だけで他の人と会話してみるというワーク。
言葉を使わない分、他の人の音にしっかりと耳を済ませ、新しいコミュニケーションが生まれていました。
最後にまとめのワークとして、「自分の夢」をイメージし、それをダンスと音で代わる代わる奏でてもらいました。
リーダー役には、参加者のかずケルくんに踊ってもらいました。
参加者の子どもたちは長い時間だったのにも関わらず、とても素敵な表現を見せてくれました。
子どもたち、お声がけくださったさっぽろアートエクスプローラーのみなさま、5人の音楽家のみなさん、どうもありがとうございました。
さっぽろアートエクスプローラーのワークショップ「ヒト・オト・イロイロ」の第3弾・第4弾は9月と10月に予定しているそうです。
ファシリテーターは即興ピアニスト・作曲家の宝示戸亮二さん。こちらもとても楽しみです。
さっぽろアートエクスプローラー
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